このページでは、ちもんずによる「太陽系シミュレータースタジオ」のシナリオファイルや設定ファイルの公開・配布、ユーザサイドからのノウハウの紹介等を行います。
[太陽系シミュレータとは] [「太陽系シミュレータースタジオ」とは] [ちもんず提供コンテンツ]
太陽系シミュレータは、太陽系の様子を三次元空間に再現し、任意の時間と場所に移動して様々な視点から宇宙の様子を眺めることが可能なソフトウェアです。
SGI版・Linux版・Windows版・Macintosh版が、オンライン版や書籍版も含め、七年以上に渡って開発・更新され続けています。
大元は、1997年3月のモンゴル・シベリア皆既日食を期に、科学ライブショー「ユニバース」で太陽系の話題を説明するために、ちもんずの高幣俊之(当時 東京大学 学生、現 独立行政法人 理化学研究所)を中心に、ちもんずのメンバが開発を行いました。
その後、毎週土曜日午後に科学技術館ユニバースで「太陽系の姿」を上演することでお客様やスタッフから得られたフィードバックを元に、毎週のようにプログラムの改訂や細かな設定の変更、シナリオやノウハウの拡充を行っています。
また、2000年からは、Solar System Simulator Projectにより、各プラットフォームへの移植や様々なメディアへの展開が行われています。
「ユニバース」の関連製品リンクでは、同Projectによるものを含め、太陽系シミュレータ関連のサイトも紹介しています。
「太陽系シミュレータースタジオ」(SssimStudio)は、2004年7月1日からSolar System Simulator Projectによってフリーウェアとして提供されている太陽系シミュレータの新しいバージョン(Windows用)です。
この版では、最新の天文現象についてオリジナルのコンテンツを作成したり、制作したコンテンツを利用者同士で共有し活用したりすることが可能になっています。
ちもんずでは、太陽系シミュレータ開発当初からのユーザとして、またほぼ毎週新しいフィードバックが得られる立場として、このスタジオ版で使えるコンテンツを積極的に作成・公開していきます。
その時期に話題の天文現象を再現出来るようなシナリオファイルや新天体の軌道要素を入力したデータファイルの配布や、様々なノウハウの公開を予定しています。